2010年5月28日金曜日

双子の夢


本屋で色白な美しいママが連れていたのはなんと双子ちゃん。
時折「ケホッ」と音をたてて身じろぎしながらすやすやお休みのようです。
幼いころの絶対にかなわない夢のひとつに、双子の片方になる、というのがありました。
同じ顔をした二人が言葉にしなくても離れていても気持ちが通じ合う。

言葉にしなくても離れていても気持ちが通じ合う、たぶんそれをずっと追い求めているのかな。

2010年5月25日火曜日

銀座セーラー


銀座の町を歩いていると一画がぼこっとなくなっていたり、駐車場に早変わりしていたりする。
そうするとなくなった部分に面していた隣のビルの壁面がむき出しになり、排気口(と思われるもの)の四角くて大きい銀色の筒がテトリス状に連なって壁をはいあがっていく様子など普段は見られない面が見えてぞくぞくする。
今日それを見ていたら「積み木みたいだ」と思い、先日ニュースで読んだ「積木劇場」という舞台の話を思い出した。約50人の幼児が積み木3万個を好きに積んでいくと、積み木の形状や役割り分担の紆余曲折を経て1時間後には小さな街ができたという。いい話だったなぁ、と思いだしている私の後ろをがやがやとすごいエネルギーが通り過ぎた。それはセーラー服の女子高生。一瞬にして銀座の積み木はセーラー服にかき消された。

2010年5月24日月曜日

うちのベリー


5月の雨と書いて五月雨(さみだれ)。梅雨の雅語的表現だという。
昨日から降り続く雨はきれいな霧雨になった。
緑は雨を受けて青々として瑞々しい。うちのゆすらうめは赤くなり始めました。
毎年鳥と競争して実を摘む母は今年はのんきに構えているので「ゆすらうめが赤くなっていますよ。」と教えてあげました。
生活のしわににふっと霧吹きがかけられてすーっとしわが伸びていくような一日でした。