2012年2月25日土曜日

誕生日のできごと





横浜でのライブの帰り、みつさんと一杯飲んで乾杯した
「電車がなくなったら大変だから今日はいいよ」と言う私に
「今日は今日しかないんだよ。今日お祝いしなくちゃ」とみつさん

電車のなくなった町
みつさんは便利な箱で帰っていった
別れ際の固いハグがあたたかかった

家に帰ると
玄関のドアノブにお月さまが入ったビニール袋がかかっていた

「お誕生日おめでとう」のカードと一緒に、町子さんからのそれは
私の頭ほどの大きさのばんぺいゆ(晩白柚)だった

これがおもしろくて、お召し上がり方の説明を見ると
「まず、玄関や床の間などに飾り、香りや大きさ、色、形などを鑑賞してお楽しみ下さい。」

さすがキング・オブ・シトラス
まずは鑑賞することにしよう
甘いレモンのようないい香りが部屋に漂っています

ありがとう
皆々様に感謝を込めて

2012年2月22日水曜日

ここトルコ?





ここは銀座、Denmark the Royal Cafe
少し早いお誕生日のお祝いランチにまゆが誘ってくれた
隣の席の雰囲気にかつてしゃんしゃんと訪れたトルコを思い出す

何歳になってもお友達でいられるのは本当に幸せなこと
それだけで生きる勇気がわいてくる

スムッシーという(お寿司に由来のネーミング?)かわいくて美味しいものをいただいた
毎日がハッピーバースデー


2012年2月20日月曜日

in coka-cola

























あやちゃんin coka-cola
原宿ラフォーレの交差点に大きいコカコーラが出現
中に入ると人の動きで泡がぶくぶくぶくぶく

もともと坂道に登場したコカコーラなので
中の地面が斜めになっていて
中でちょっとはしゃいで動いた後に
外に出ると足取りがふらついた

「なんかちょっと酔ったみたい」
「わたしもー」

と言いながら
千疋屋カフェへ直行

ぶくぶくぶく


2012年2月19日日曜日

菜の花咲いた
























さて、どこへ旅立とうか

2012年2月12日日曜日

みんなの音がさね

健司さんとはづきさんのプロジェクト「みんなの音がさね」に写真係で参加した
今回はmuse音楽院の生徒さんの作った曲の中でも選ばれたチキラさんの曲に合わせて
当日会場に集まったみなさんが福島への思いの言葉を重ね合わせて作詞していく

会場が「しーん」と静まった時間があった
進行役の健司さんもPOPOさんも黙っている
真剣に言葉が書かれたホワイトボードを見つめている
人の真剣さを見る時ほど感動することはないかもしれない
「この人マジだ」と思う時 畏れを抱く

みんなが時間いっぱいまでがんばって考えた歌詞と
健司さんが集中力を爆発させて汗をかいて絞り出した歌詞で
曲ができた
それは素敵な曲になった
感動した


打ち上げの席でビデオ係のカツミくんに試作のタバコジュースのライブ写真集を見せた
「どう思う?」と聞くと
「いい表情撮れてるね」と言ってくれた
今はカメラがいいからある程度いい写真は誰でも撮れる
だからそのバンドへの愛とか、どれだけ一緒に時間を過ごしたかが、写真を変える
「愛だけはあるからね」と言うとカツミくんは笑っていた
隣で聞いてたPOPOさんが大きく頷いて、本当にそう思うと言った
「自分で音楽をやっていてもこれでいいのかなと思う時がある。そんな時に自分たちを信じて写真を撮ってくれたりする人がいるととてもうれしい」
その言葉がとてもうれしかった
写真を撮ってよかったと思った
私が撮ったたくさんのタバコジュース写真を一冊にして人に見せなければいけないとなぜか強く思っている ひとりでやっているとそれこそ、今これをやってていいのかな?と思う時があるけれど今日はいい言葉をもらえてよかった
いい写真いっぱいあるんだよ みんなに見せたい

喉が渇いてビールをたくさん飲んだ
曲作りで天才ぶりを余すところなく発揮した健司さんも満足そうだったのがうれしかった
健司さんは私の頭のまわりをぽわぽわぽわと手で羽を作って羽ばたかせて
「この辺にこういうのがいつもいるよね」と言う
だから私はそのうちのひとつをむんずと掴んで
「健司さんに一個あげますね」と言った
健司さんが、これで明日もがんばれる~と言ったのでまたうれしくなった




ヨコイのソース













夏にみぽしゃりにいただいた「ヨコイのスパゲティソース」
「スパゲティをゆでて、水を切って、サラダ油で炒めてから、ソースをかけて召し上がってください」
と書いてある
香辛料がぴりりとしておいしかった
洋食屋に来たみたいだった







2012年2月7日火曜日

20:30 豆乳ラテ+ヘーゼルナッツシロップ


























もとちゃん一押しの表参道スターバックス

煉瓦の壁に、皮のソファ
しっとり濡れた雨の夜は
ソファーを一人占めして
本を読みながらうつら、うつら


2012年2月6日月曜日

erico

erico
最初に会ったのは
写真展会場の下のキッチンで
右胸に「中」、左胸に「国」とどーんと書いてある青いジャージを着て
つまり「中国」を着て、目をきらきらさせて
中川さんとお茶を飲んでいた
中川さんは私に気づいて声をかけてくれた
それから3人でお茶を飲んだ

次に会った日は
とても寒い雨の日で
私は銀座で傘を差して長靴で転んだ
点字ブロックの上で両足が前に滑って思い切り尻餅をついた
普通、大人になって尻餅なんてつかないでしょう?
脳みそがぶわんと揺れる感じがしたよ
しばらく何週間かお尻が痛かった
そのお尻がイタタタタタの状態でericoとお茶した
写真を見てくれて
色を見るすごい目を持っているericoは
「う~ん、僕に何かできることがあるかもね」と言った

色の話をするとき心が震えた うれしくて

仕事の話で
「5日間もこれにかかりっきりだった」とかちょっと不満と自慢みたいなことを言うと
「そんな仕事、断ってやめれば?」
とか言う
びっくりする
でもそう言われると「やめないよ!だってこれがやりたいんだから」ということが分かる

「カメラを買い換えなくちゃ」と言うと
「カメラは買わなくていいでしょ、あるんだから。それよりレンズだよ」と言う

とにかくスムースにはいかない

ericoと会ってから
手袋を片方なくしたり、洗濯物と布団を外に干したまま夜まで忘れたり、手帳を置き忘れたり
なんかおかしい
でもちょっとおもしろい
世界がぐちゃぐちゃ乱れ出す
そんなことなんて知らないし関心もないericoは今日からしばらくインド

この間置いてったぶどうのゼリー、覚えてるかな
「食べないでね」とか言ってたけど
たぶん、絶対に忘れてる

これも渋谷

2012年2月5日日曜日


かわいい足見つけた

2012年2月3日金曜日

鬼は外 福はこちらへ






節分。
東京タワーのそばで取材の後、歩いて帰る。
六本木でガラスケースの中の最後のミルクレープに見惚れて買う。
お店のおばちゃんが「これ最後だから大きめよ」と言う。そんな一言が気分を大きく左右したりする。

歩きながら料理の段取りを考える。
献立は恵方巻き。
かぼちゃと一緒にしいたけを甘辛く煮て、ご飯を炊いて、卵焼きを焼く。

今年の恵方は北北西とコンビニに書いてあったので、北北西を向いて恵方巻きを頬張る。
食べ終わるまで、一言もしゃべってはいけない。
しゃべってはいけない緊張感を持って、頬張る。
あむ。
・・・・・・
なんかいつもと違う。
そうか、しゃべるも何も、今年はしゃべる相手がいない。
いつもは、恵方巻きを頬張っている最中に何かと父が話しかけてきて困るのだった。
こんなときに人は一人を感じるんだな~と思いながら黙々と食べ進める。

デザートは紅茶とミルクレープ。
特大サイズのミルクレープを食べながら「これで歩いて消費したカロリーは帳消しだな」と一人思う。

福は内、鬼は外。福は内。










2012年2月1日水曜日

ミナさんの写真を撮った!


バンザイ!
今日はミナさんの写真を撮った!
ミナさんは私の隣人。
共同の洗濯場で洗濯をしているところを撮った。
いやがられるかなーと思ったけど
急いで部屋に戻ってカメラを取って
「撮っていい?」と言いながら もうシャッターを押していた。
そしたらミナさん
「こんな暗いところで撮れる?こんな格好でいいの?ありがとう。」
と言ってくれた。
うれしい。
春に引っ越して来て以来、撮りたくて撮りたくてずっとこの機会を待っていたから。
神様ありがとう。

ミナさんはここに30年住んでいる。
いつも着物を着てる。
洗濯場で一緒になると
「北風が寒いよね~。最初にここに越して来た時はびっくりしたよ。でも寒い寒いって言いながら30年も住んでんだからね~。」
ミナさんの30年前を想像してみる。
私の30年後も想像してみる。