2012年10月29日月曜日

山笑う




 
雨の日曜日
ふらふらと銀座へ出かけて
松屋の7階へ直行
インテリアのフロアの7階は
お気に入り
 
そこで、30日まで開かれている
「奈良のモノづくり展」に出会った
あぁ、すばらしい
モノづくりの心
熱い志
 
今日もまた行ってしまった
そして、椅子を買いました!
清水の舞台から飛び降りた!
 
さて、また一生懸命働こう
 
椅子が届いたら、またご報告します
 
山笑う、春に山の木々が一斉に芽吹く様子だとか
この名前のついた奈良のお茶も、松屋で販売中
 
 
 
 
(写真は、取材に行った時に寄った喫茶店のホットケーキ)



 
 



2012年10月20日土曜日

ファンタジー

 
 
 
 
 
夏に開いた写真展に
偶然、風のように訪れた香りの魔術師がいました
黒い長いマントが似合いそうな、物語のような存在感
写真展の中の一枚を見て
「これで香りを作りたい」と
夢のような申し出をくれました
 
そして待ちに待った香りが昨日届きました
 
本当のことを言うと、昨日の夜は香りにぴんと来なかった
 
だけど今朝、この香りにぐっと来た
はっきりとはっとした 
確かにこの写真の香りだった
そして、今まで嗅いだことがないのに、とても好きな香りだった
 
「ファンタジー」というのだと魔術師は教えてくれた
特にこれと言った、たとえばシトラスとかフローラルとか、といった系統がない香りのこと
 
私のファンタジー
写真から香りが生まれる
それはファンタジー
 
 
 
 

2012年10月18日木曜日

and round and round










































青山ブックセンター本店で10月14日から31日まで写真集を展示してます

夏の間に受講した、川内倫子さんのワークショップでの成果です
お近くにお越しの際は、
写真集コーナーの奥のテーブルの上をぜひご覧ください
18人の作品が所狭しと並んでいます

写真集が作りたくて作りたくて
初めて参加したワークショップでした
先生が川内倫子さんだということも
参加しようと思った大きな後押しでした
参加してほんとによかった
ほんとにほんとによかった

そして今やるべきことは
信じてずんずん撮り続けること
それだけ



生涯初の写真集が届いた時はうれしくて手が冷た~くなりました
カレーが食べたくなって、カレーを作ってお祝いしました

美味しかった


2012年10月12日金曜日

at Shibuya







2012年10月8日月曜日

after the Halloween party




 


今日はダイくんがタコスを食べにやってきた
新しいバイクでやってきた
買い物の途中、「バイクのカギをかけ忘れた」と言って
慌てた
 
カギは堂々とど真ん中に付いたまま、バイクは駐車場で堂々としていた
 
ダイくんが来たときだけ、音を奏でるうちのギターは
トム・ウェイツの曲に合わせて、素晴らしい音を鳴らした
ギターを弾きたい、そう言うと、「トム・ウェイツのこの頃の曲は簡単に弾けるよ。がんばれば」とダイくん
「がんばれば?」
がんばれるだろうか
 
いい風が吹いて風鈴を揺らした
「この風鈴、年中無休なの?」とダイくん
「うん、そうなの。気になる?」
「冬にこの音を聞いたら寒いかもね」
そろそろ部屋の冬支度を考えなければ、と思った
風鈴も店仕舞いか・・・(昨冬はずっと鳴っていたけれど、道理で寒かったわけだ)
 
季節感を大事にしていきたいと思った一日
ダイくんがブブブーンと帰って行ったあと、表参道を散歩していると
ハロウィーンパーティの一群が目の前を歩いて行った
 
 
 
 
 


2012年10月2日火曜日

うな展でした


9月29日夏が戻ったかのような秋晴れの土曜日
昨年のタコ展に続き、オクトパスエイト・プレゼンツ・第2弾「うな展」が開催されました
主役はうなぎ
思えば、生まれてこの方、うなぎを触ったことがない!
触ってみる
予想通り、ぬるぬる~ 
うわ~と思いつつ、また触る 片手で物足りず両手で触る ぬるぬる~にょろりん うなぎ逃げる
予想に反したのは、うなぎの可愛さ
顔、体、長さ、太さ、すべてがかわいい
こんなにかわいい生き物を食べてしまうわけですね

玉子の朗読は『うなぎのひみつ』
うなぎの絵本を探すのは、タコの絵本よりも大変でした
でもボンゴブックスさん(根津のすてきな古本屋さん)の助けを借りたりしまして
結果として、うな展のイントロダクションに絶妙な絵本を見つけることができたように思います
うなぎの時間的に地理的に長い旅について、美しい絵で描かれています



























海部先生(東京大学)はこの日いったい何本のビールを飲み干したのでしょうか
横内先生(長崎大学、うなぎの生態)、萩原先生(北海道大学、熱帯うなぎハンター放浪記)、須藤先生(東京大学、生理学専門、うなぎの解剖)、脇谷先生(九州大学、淡水魚バカ一代!?、うなぎ解剖)、全国から集まったうなぎプロフェッショナルたち、それぞれの講義がとても面白く、わかりやすく、うなぎ愛に満ちてました

シーナアキコさんとおおくぼくんの、コラボステージ
シーナさんのマリンバとまろやかな歌声、おおくぼくんの自由奔放なお絵かき
あんな風に歌えたり、あんな風にお絵かきできたら、(誰にもできる自由はあるのですが、、、)
なんて楽しいことだろう

海部くんは「研究もアートも、常にフロントを知ること、他に先駆けることが重要だと思う」と言い、オクトパスエイトのアート方面の面々をもどきりとさせた


























うなぎ作品展示の紹介、そしてカツミくんのうなぎアニメーション上映の後、庭で炭火で焼かれた(by ふの字)うなぎをご飯にのせてうな丼を食べました
うなぎは、焼くと長さが縮んで厚みが膨らみます ふっくらおいしくいただきました

うな展が終わり、打ち上げの席で海部くんがうなぎの絵本をゆっくりめくりながら言いました

「うなぎはね、この一周だけなんだよ。海で生まれて、川をさかのぼって川で成長し、また川を下って生まれた海に戻り、産卵する。そして死ぬ。その一回で終わりなんだ。」

現在、うなぎは絶滅の危機に瀕している
養殖ができるからって問題は解決しない
養殖うなぎは、天然のうなぎの子供をつかまえて、育てているだけなんです
そして養殖うなぎはストレスのせいかなぜかオスだけになってしまうのです
減ったから増やせばいい、問題はそう簡単ではない 
海のこと、川のこと、生物の環境全体を考えなければいけない
海部くんは力説していた

お金が足りないから、消費税を上げる、それで税収が上がるかというと、それは逆の結果を招く
それと似たような感じだなと思った

ひとつひとつを見て、同時に全体を見よう

今年も
うなぎは生きていた
そしてうな丼になって わたしたちに食べられた
でもわすれない うなぎのたどってきた道のりを これからも




・・・来年の話が出ました
「ちょうざめ」でちょうざめスモークとキャビアのベーグルを出そう とか
「カニ」でカニ鍋だ とか
(オクトパスエイトに食べ物は欠かせない)
で、なんとなく決まった(?)のが
じゃ~ん!「スカル(頭蓋骨)展」 
かっこいい
スカル!?食べ物はどうするの?と聞くと「マグロのカマ焼き」と返ってきた