2010年12月31日金曜日

笑う門には福来る

まもなく今年が終わります

大掃除を終えて夕方街に出たら
5~6人の男子のグループが何組も目につきました

これから年越しを一緒にするといった感じでリュックを背負って。

男子は私には永遠に謎。

いつもより早くひっそりとした通りを歩きながら

あぁ今年はいい年だったなと思ってしまった

自分でも不思議。

とにかく必死に暴れ馬にしがみついてがんばったような一年でした
だからかな

なんでもきっとがんばることはいいことで
後にはいい思い出しか残らないのでしょう

この調子で来年もがんばりますので

どうぞよろしくお願いいたします。


よいお年を。

2010年12月29日水曜日

白うさぎ

大好きなしゃんが帰ってきた!

と言っても一時帰国。

大好きなんて言えないほど実は尊敬している。

今はニューヨークに住んでばりばり働いているけれど
(と見せかけてよくティーブレイクをしているらしいけど)
来年はフィンランドに引っ越す。

フィンランドー!

私が今一番行きたい国フィンランド。
そこにしゃんが引っ越すとはなんという偶然!運命?

しゃんはいつも爆弾的な発言をして私をくるくる惑わす。

昨日も私のいつか仕事をしたい夢の雑誌について話していると


「あの雑誌の写真はいいけど、記事が、、、なんていうの?、、、白痴?」


毎回その雑誌を愛するあまり隅々まで熟読している私は度肝を抜かれた。

え?え?どの辺が?と聞いたけれど結局しゃんの崇高な思考には届くことができず未解決のまま私はいまだに首をかしげている。

さすが、しゃん。

そのほかにもいろいろと面白いことを言ってたけれどここに書いたら怒られそうなのでこの辺にしておこう。


とにかく今年最後に会えたことがなによりうれしかった。

お帰り、しゃん。

2010年12月27日月曜日

クリスマス・イヴ


クリスマス・イヴは上野家にお邪魔した
この家の次女のキヨリは古い友達でこの冬はローマにいて帰ってこない
だけどよかったらご一緒に、とご家族にお誘いいただいてとてもうれしかった

仕事帰りに吉祥寺の駅で四女のカンちゃんと待ち合わせる
長身の彼女は遠くからでもすぐに分かる
一段と美しくなっていてまぶしく輝いて見える
クリスマス・イヴの夜は一段と冷えてきた
タクシーを待つ間立ち話をする

「展覧会のお礼のはがきの詩がとてもよかったです。」とカンちゃんが言う
夏の展覧会に来ていただいた方にお送りした葉書に書いた詩のこと
そんな時真冬の町に立つ私に真夏の記憶が盛り上がっていっぱいになる
つらく悲しかった夏のことを思い出し、詩を誉めてもらったうれしさとない交ぜになって涙が出てきた
「なんか思い出してしまった。」と涙をふくと
驚くカンちゃんの目にも涙が。姉妹そろって涙もろい。

気を取り直してタクシーで暖かなお宅へ到着
ろうそくに灯を点してシャンパンをあけディナーの始まり
マミーの手作りのお料理の美しく美味しいこと!
優しいイエローのにんじんスープ、鳥の丸焼きはホナミさんが解体の担当
アサカさんは日本人形のような微笑みを浮かべてる
相変わらず賑やかな上野家の美女たちに囲まれ
心が満たされた

離れていてもみんながキヨリを思い一緒に食卓についているようだった

駅からの道のりを急ぎ足で歩きながら長かった今年を思った
でもやっぱり幸せな私だった



これがその夏の詩


「蝉が地面でお腹を見せる頃
夏は上空で秋とにらめっこ
追いかけてくるはじまりの予感に
振り返るのはぐっとこらえて
ひとり笑いの新宿御苑」


今年もありがとうございました。

2010年12月8日水曜日

hand in hand


これは今展示中のけやきギャラリーの模様
氷川神社の参道に面しているので目の前を人が行き交い
木々の間から青空が覗き小鳥がさえずっています
いい空気
とてもいい場所ですがマンションギャラリーなので
一定期間を過ぎたらなくなるのでしょう
氷川神社と氷川参道は私にとって特別な場所で
通った小学校も参道沿いにあるし
駅へ向かう道のりは必ず参道を通ります
父が17歳の時に祖父は亡くなりましたが
その時に父の姉(私のおば)は「お父さんがすごい速さでお氷川さんに飛んで行った」
というようなことを言ったと聞きました
それを聞いて以来氷川神社はおじいちゃんの居る場所でもあります
だからここで展示ができたことは本当にうれしい
ありがとう おじいちゃん