2011年1月20日木曜日

HERB and DOROTHY


渋谷のイメージフォーラム

映画を見た。「ハーブ&ドロシー」
佐々木芽生監督が撮ったNYの素敵な夫婦のドキュメンタリー


アート好きな夫婦がこつこつと買い集めたアート作品
いつのまにか美術館が欲しがるほどのコレクションになりました
今では巨匠と言われる人たち(リチャード・タトルとか)が無名の頃の作品を生活費の範囲内で
そしてアパートの部屋に収まるサイズ内で集めた
その合理的で地道な基準と、アーティストと末長く付き合う姿勢
アパートの壁に飾られた作品は現代アートでほとんど意味不明
それでも「一緒に暮らすうちに愛着が湧いてくる」と言う


アートは分かりにくくてもいいのだ
一緒に暮らしているうちに好きになっていくものなのだ

ちょっと勇気がわいてきた


イメージフォーラムでは開演ぎりぎりまで本を読んでる人が多かった
その気持ちがわかる
なぜなら今面白い本を読んでいるから。
電車に乗るのも楽しみ
すぐに本を広げて頭からダイブする

そうそう!
今日写真「トイレット」の額が出来上がり晴れて完成となりました。
乙女二人が顔を突き合わせて最後までプリントをどちらにするか悩んだ結果(2枚の違いは微妙な色とトリミングの違い)
決定打は「こちらの方がこの女の人が笑ってるように見える」というもの
そういうことを渾身の力で絞り出す作業を私は愛しています
それは世の中のためにはなっていなくても。
額はトイレ賛歌の大合唱で一目で大好きになりました
必見です

井の頭線新代田駅前のライブハウスFEVERのカフェPOPOで常設展示販売しますので(いつまでか未定)
フラリとお越しくださいませ

大寒。