階下で父と母が話す声が聞こえる
「今日はケーキカットはするのかな」
「アルピーノがいいんじゃない?美味しいから」
私の誕生日について話している
誕生日にはみんなが優しくしてくれて
歩きながらも幸せで顔がにやけてしまった
宇宙は無から生まれたんだよ
宇宙はほかにもいくつかあるらしい
人の生も死も本当はそんなに意味がない
脳が悩むのは贅沢な癖なんだって
それでもなんでこんなにみんな優しいんだろう
ありがとうありがとうありがとう
これからもいろいろな局面に出会うと思うけど
この心臓の奥の方に感じるとても暖かい気持ちを惜しみなく前面に出していこうと思う
誓う