2013年2月27日水曜日

福の神


久しぶりに築地「かとう」の朝食
太刀魚の塩焼き定食
あぁ沁みる
ぺろりとごちそうさまでした




日は変わって
マウの精鋭たちと初めて集った夜
年齢もキャリアも家庭環境もばらばらの5人
写真に携わるみんなはもつ鍋を囲みながら
延々と写真の話をしました
その夜のまま日付が変わり
シノララさんはおもむろに時計を見て
「お誕生日おめでとう」
フランスパンにブルーチーズをのせてはちみつをたらし
それを何度も作って差し出してくれました
しょっぱくて甘いそれは
うれしいような切ないような誕生日にぴったり
誰にとっても年に一度の特別な日
何はともあれ、生きています
パパママ、家族友達、みんなみんなにありがとう

さて、表題の「福の神」
シノララさんの奥さまは福の神だそうで
私はその言葉に少なからず衝撃を受けた
いままで自分が誰かの福の神であったことが一度でもあっただろうか?
シノララさんに言わせると、「踏み台にしそうだよね」・・・
自分でもそう思いかけた真夜中
以前しいちゃんに「福の神だよね」と言ってもらったことを思い出した
身勝手な私の閉じた世界に光が射した
私も福の神になれたことがある
思えば、私が行くとお店にお客が集まったり、野球の試合が勝ったり
そういうこともちょくちょくあったではないですか

しかし、問題は夫婦になった時に福の神になれるかどうか
誰だってできれば福の神と一緒にいたいはず
どんなに親密になっても変わらず福の神になれるように
それはきっと自分自身の問題
いえ、自分と相手の相互作用か
福の神、あぁ福の神