2010年6月3日木曜日

ガレージと確信


夕暮れの気ままな散歩に出た。
家々のガレージにはこの時間まだ主の戻りを待つカラのガレージが多い。
そんな夕暮れの空きガレージにはさまざまなドラマがある。
猫とカラスのだんまり合戦。
調子に乗っていると番犬に吠えられる。


放課後の女子中学生がテニスの練習。その初々しさから新入部員と見る。

タイトルの「確信」は何かというと、家の前を通る小学生の話し声を聞いていた時のこと。
女子が自分のことを「わたし」ではなく「うち」と言っている。バラエティー番組の投稿ビデオなどでも最近の女子達は自分のことをよく「うち」と言う。
単に流行りかかわいい方言かと思っていたが、今日ふとそうではないと確信した。
これは新しい日本語になりつつある。
たとえば今初老のご婦人方が「わたくし」と話されるのを聞くと古風で上品でいい感じと思う。それと同じで今から20年後くらいに「わたし」と話すとあら丁寧ねと思われるんじゃないかな。未来では「うち」が普段使いなのです。
ためしに「わたし」と「うち」を言い比べてみた。スピーディーで「わたし」と言うより「うち」の方が言いやすい。
こうして言葉も変わっていくのね。

かもね。