2010年6月3日木曜日

Rock 'n' Roll


電車のシートに座り本を読んでいたら、目の前にロックンロールを着た乙女が立っていた。
あまりに素敵なTシャツなので本を置いて見つめていた。
ロックンロール。
ロックといえば、かっこいい何かのたとえ。
ギターを抱いて恍惚の表情で背中を反らせて奏でている様など
ステージの上でそんなに露わでいいの?と思う。
と思えば馴れ馴れしく人を寄せ付けない怖さもあって
うまくRockとRollが組み合わさってるんだな。
こう書き出してみると、それって猫に似てる。
さてこの乙女、見上げている私の視線に気づき耳のイヤホーンを外す。
写真を撮ってもいいですか、と聞くとにっこり笑って。
これまでの経験で言うと、ロックな人は優しい人ばかりです。