大雨が途切れた昨日赤い長靴を洗った
日曜日は夕飯を作る日、とやんわり決めているので
餃子を作ることにした
強力粉とお湯で皮を作る
キャベツにら長ネギにんにく生姜干しエビ
お肉の量より野菜が多い
3時間くらいかかって夕飯ができた
といってもご飯やスープや副菜は横からひょっこりちゃちゃっと母が作った
フライパンで餃子を焼いていると、火に接近しすぎた炊飯器から科学的な火が出た
炊飯器の横腹が溶けた
あぁこれだから私はお嫁さんになれないんだわと落ち込む
餃子は圧倒的な存在感で食卓に出た
食べ応えのある皮
美味しかった
3時間も集中していたので疲れてベッドに横になった
ふとさざ波のような雨の音で目を覚ます
ザザーンザザーンと降っている
大雨の音は一番よく眠れる
洗った赤い長靴に水がどんどん溜まる様子を思い描いて
それは何日かけたら乾くだろうかと考えてから
やっぱりそれはいけないと明け方むっくと起きて玄関に向かう
赤い長靴はきれいに乾いてちゃんと左右並んで玄関にいた